出会い系アプリの話

私、男なんですけどね。一応、前提として。ノーマルの。

で、出会い系アプリをやり始めたんですよ。先月くらいから。無課金で。Pairsと、ゼクシィ恋結びと、Matchbookと、Omiaiと、つって、4つ。Facebookで出てくる出会い系アプリの広告のやつ、とりあえず全部やってみっか、つって。

で、写真とか、Facebook連携してそのまんまの不鮮明なやつだったんです。3年くらい前の、どっかのカンファレンスで登壇した時に撮られた、よく分からん写真。

そしたらね、全然マッチしねーの。ビックリするくらい無風。たまになんか来るんだけど、40代くらいの、しかも居住地が青森!?みたいな。いやいや、青森はムリでしょ、つって。私、東京っすよ、つって。

あー、やっぱこんなもんか、つって。あー、モテねーなー。モテてーなー、つって。

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『マーケッターとデータサイエンティストが語る 売れるロジックの見つけ方』

『マーケッターとデータサイエンティストが語る 売れるロジックの見つけ方』
著:後藤一喜、山本覚

読んだ。LPOについて学ぶ上で的確な本だと思う。読みやすいし。LPOとは何ぞや、ということを学ぶ上で、フレームワークがちゃんと示されていて良い。

一枚のランディングページ上でどのように構成するか、という部分として、p126あたりにある「キャッチユニット」「説得ユニット」「安心促進ユニット」「申し込み回りユニット」取ったような形で、論理的なワイヤーをしっかり作っておく必要があるというのは、強く同意する。LPOとか下手にやってると、徐々に感覚が麻痺したり営業的観点の謎セールス要素が入ってきて、いつの間にか意味不明な構造のページが出来上がっている、というのはよくある話なので、その辺りを改めてキチっと定義する上でもありがたい。

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ぼくらがABテストをやる理由

※とりあえず、小沢健二風のタイトルにしたことに意味はありません。検索を意識したタイトルにしろよ!っていう話はさて置き。

さて、最近ABテスト関連の記事やセミナーを、最近たくさん見かけるようになったと感じます。ABテストをやる、という文化がようやく一般化されてきたのだろう、これは良い兆候だと思うのです。

使うツールは、OptimizelyでもPlan BCDでもAdobe TargetでもDLPOでも、自社の要件にあったものを使えば良いと思います。ちなみに弊社はAdobeとPlan BCDを併用してます。理由はいろいろありますが、それはいずれ「ABテストツールの選び方」的な記事でも書こうと思います。

そんな余談はさて置き。ABテストが一般化されてきた一方で、逆にテストをすることに大しての色々な疑念や反論というのも増えてきた(表出してきた)のではないかと思っています。また、それらの疑念等々に対する回答として、結果は提示(いわゆる事例系)していても本質を突いている寄稿は少ないなぁ、というのも個人的な感想としてあります。(と言っても、本稿が本質を突いている、ということでは無いのですが。)

なので本稿ではツールベンダーやコンサル視点ではなく、ウェブ運営者側から見た「ABテストをやる理由」たるものを書いてみようと思うのです。あくまで個人的な意見、かつ自社においての場合ではありますが。

 

早速ですが、例えば、ABテストに対する疑念の一例として、こういうものがあるのではないかと。

例:「細かい変更でもテストやるべき?」

回答として、「やるべき」というのが個人的な見解です。理由はいくつかあるのですが、ザッと挙げると以下のようなものがあります。

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