ビジネスには役立たないけど、2018年のマンガについて考えてみる

2018年も終わるので、趣味関連の話も少しまとめようかな、って思ったので書きます。まずマンガについて。

今年は個人的に、ついに電子書籍購入を本格化させた一年でして、普通にマンガ本が溜まらない、っていうのは良いな、って。スマホだと読みづらいけど、タブレットだったら全然読見やすいし。電子書籍だと、たまに結構驚くレベルの値引き価格やポイント還元が発生していて、その点でも非常にありがたいと思う次第。

なお、この記事はビジネスにはなんの役にも立たない。デジタルマーケティングに関するブログではあるが、本記事は全くもって関係ない。それがなんだと言うのか。この年末年始、ビジネス書を読むなんざクソ食らえである。休みは休みだ。休息はしっかりと取るべきである。日々酷使した脳みそを少しくらい休めてもバチはあたらない。そう、今こそその凝り固まった脳みそを、秀逸なマンガ作品で緩和するべきである。

■2018年、印象に残った作品

さて、今年特に印象に残ったのは、以下の作品かな、という感じです。

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『UX戦略』

『UX戦略』

ただ読んだよってだけの話。著者の実体験にもとづいて、具体的なエピソードを紹介しながら「UX戦略とは」が語られる本。競合調査の方法とか、ユーザー調査の方法など、具体的で良いと思うけど、大枠のフレームワークをつかみつつ、徐々に深掘っていくような感じではない。

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『ストーリーとしての競争戦略』

『ストーリーとしての競争戦略』
楠木健

もう五年も前の出版物になったのね。なんか思い出した、およびサイト更新してる余裕がないから昔書いた備忘録を移植。

有効な競争戦略とはいかなるものか。「ストーリー」という軸に沿って、非常に理論的かつ読み解きやすい語り口で綴られる本作。昨今の経営論的フィールドの主流たるものを非常に快活に記述した良著です。

まず、軸足はどこに置くのか。ポジショニング(SP)をどこに置くのか。何をするのかを決めると同時に、何をしないと決めるのか。一方で、他社の模倣を許さない企業文化(OC)の醸成という点に置くのか。

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