『影響力の正体』

『影響力の正体』ロバート・B・チャルディーニ著

読んだ。つまんなかった。

認知心理学に近しい書籍で、事例や実験内容が多数盛り込まれている。ただ、その事例や実験に対する解釈が無理矢理な部分が多い。

理論としては重要だし、概念としては理解できるけれども、そこに非論理的な解釈が記述されることで、いろいろなものが台無しになってしまった感は否めない。これが著作自体の問題なのか、翻訳の問題なのかは僕には分かりませんが。

本著を行動経済学の一環の内と捉えるならば、むしろダニエル・カーネマンの著作を読んだほうが面白いし有益だと思う。

スマホでの電話番号タップを計測する方法

※注意※本稿における記述コードはあくまでデータ分析担当者が適当に書くレベルのJavaScriptなので、そのままサイトに適用すると不具合等が生じる可能性があります。あくまで本稿内のJavaScript記述はサンプルですので、実際に実装する場合はそのまま適用せず、ちゃんとコーディングのプロに依頼・検証の上で実施してください。

 

スマホの電話番号タップをマイクロコンバージョン的に取得する、なんていうシーンもいろんなとこで増えてきているのだろうと思う今日この頃。

なので、スマホの電話番号タップを計測する方法でも書こうと思います。

スマホサイトで電話番号ボタンをタップすると、「発信」or「キャンセル」の選択画面が出ると思います。「発信」選んだか「キャンセル」選んだのかまでは測れませんが(多分)。とりあえず、電話番号ボタンが押されたタイミングでタグ飛ばすのは割と簡単です。

ちなみに、clickイベントでも計測できかもしれないのですが、実際のとこよくわかってないので(実機検証がメンドくさい・・・)、あえてスマホのタップイベントで計測できるようにします。

さらっと手順を書きますと。

  1. 電話番号ボタンをdivかなんかで囲って、idなりclassなり振る。
  2. ページでjQueryライブラリ読み込む。(無くても良いけど有る方が楽なので。)
  3. 計測用のJSファイル内に電話番号タップ計測用の記述を書く。もしくはタグマネで計測用コンポーネントを作る。
  4. あとは勝手に計測されていく。

以上です。
では具体的に。

1.電話番号ボタンをdivかなんかで囲って、idなりclassなり振る。

<div id=”telbutton”>
<a href=tel:**********>
<img href=”/imf/~~.jpg”>
</a>
</div>

みたいな感じで。

2.jQueryライブラリ。

割愛。

3.JSの記述。

$(“#telbutton>a[href^=tel]”).bind(“touchstart”,function(){
/*ここに計測用の記述書く*/
})

という具合で。

例えばGAだったら。

$(“#telbutton>a[href^=tel]”).bind(“touchstart”,function(){
ga(‘send’, ‘event’, ‘tapevent’, ‘tel_tap’, this.href);
})

みたいな感じになるのだと思います。

Adobe Analyticsだと。

$(“#telbutton>a[href^=tel]”).bind(“touchstart”,function(){
s.events=s.linkTrackEvents=”event1″;
s.eVar1=”telephone button tap”;
s.linkTrackVars=”events,eVar1″;
s.tl(true,”o”,”telephone button tap”)
})

みたいな。

こんな具合で、JSファイルなり、タグマネのコンポーネントなりに仕込んでおけば良いと思います。

 

4.結果。

あとは計測結果が溜まってのお楽しみ。一応自社のスマホサイトでは問題なく稼働してます。

ちなみに、やろうと思えばAdwordsなりその他広告タグも飛ばせます。タグによってはとても面倒な上、技術上の問題を引き起こす可能性があるので、これまた専門家に要相談ですが。

 

ということで、電話番号タップも計測できれば、リスティングやスマホ広告の効果を測る上での足しにはなるのではないでしょうか?

 

以上です。

ウェブマスターツールを眺めた。

唐突ながら。

私がこのブログを始めた理由といいますのが、実はSEOたるものを学ぶためなのです。はい、私SEO分かりませんので、しかし業務上知見を持っとく必要があったので。外部リンクがどうとか、内部施策がどうとか、いろんな話が世の中には溢れていたので、実際何すりゃ良いんですか?っていうのがさっぱり分からなかったもんで。なので、割とこのブログ、SEO的なアレやコレやを取り入れていたわけです。ということで。

このブログのGoogleウェブマスターツールを晒してみます。

謎の展開ですが、まぁ。。。

ご存知のとおり、下記のようなのが見えるやつです。設定方法はググってください。

wmt

このブログですが、テーマ的にニッチなので、記事追加してくと傾向がサクっと分かれて素直です。

  • 「アクセス解析」系のワードはツライ。テールワードじゃないと無理。
  • 「ヒートマップ」系のワードは最近急上昇で、勝手に順位上がってくれる。
  • 「タグマネジメント」系も対抗記事が少ないからか、割と上位に行ってくれる。

という具合で。やっぱり「アクセス解析」みたいな競合ワード多いやつは厳しいですね。ロングテール狙いじゃないと無理っぽい。

ちなみに伸び率とか見ると、やっぱりヒートマップ系が上り調子。何気に「アクセス解析 比較」っていうワードでゴリッと上がってきてくれてる。

wmt2

ちなみにページ単位だとこんな感じ。

wmt3

やっぱり “Google AnalyticsとAdobe Analyticsの比較”と、“タグマネジメントツールの比較”がトラフィック稼いでくれてます。
ちなみに“ヒートマップツールが素晴らしい”って記事はつまんないので、むしろ削除したいです。

そして、タグマネ系のページのワードを開いてみると以下のとおり。

wmt4

うん、多種多様。とりあえず、無関係なワードも結構入ってて謎です。

 

なんてことを思いながら眺めてるわけですが。

で、文頭に戻りまして。

本ブログなのですが、元々SEOの勉強用に運営していたわけです。で、ちょくちょくウェブマスターツールとか見てるわけです。しかしですね。

結局SEOよく分からん!!

っていう。いや、正確に申し上げますと、ワードが多様すぎてどう整理つけながらどうやって追ってくべきなのか!?っていうところがいまだサッパリ見当たってないわけです。

なんか、ウェブマスターツールだけ見てても、結局自己満足で終わりだな、みたいなことを思ったり。

一応会社のサイトではGinzametricsとか入れて設定してたりするんですが、アクセス解析なりヒートマップなりと違ってパッと次の施策が思い浮かばない、っていうあたりで悶々としておるのです。
(ちなみにGinzametricsはとても良いツールです。順位変動とかワードのグルーピングとかもビジュアル化されて分かりやすいので。)

 

なんだかんだで、やっぱりターゲットのワードを明確に定義して、そこからの派生型も捉えつつ、コンテンツ拡充とリンク構造の整理をしてジックリ仕立てていくしかないんだろうな、という、よく分からん自己完結にて。