タグマネジメントには気をつけよう。

タグマネジメントには気をつけましょう。下手打つと画面がホワイトアウトしますよ。

というお話を書こうと思います。

タグマネジメントで配信するものとしては、やはり広告タグが主だったものになるかと思います。リタゲタグなりコンバージョンタグなり。リスティングもあればDSPもあればAd Networkもあり、という具合で多種多様です。

で、タグマネジメントツールを使うメリットとしては、そういった多彩なタグ群を一元管理できる便利さがあると思います。また、制作会社やシステム部門への依頼工数の削減やタイムラグの縮小とか、ページの表示高速化、といったところも大きなメリットとして挙げられると思います。

さて、本題です。

そのタグ、安易にタグマネジメントツールに設置&配信して、本当に大丈夫ですか??

事実を申し上げますと、非同期でコンテナに設置すると、上手く機能しないタグというのが世の中には多数あります。また、タグによっては画面がホワイトアウトするものも普通にあります。

例えば下記のようにdocument.writeをタグ呼び出しに使っている広告タグなどは、「カスタムHTMLコンテナ」にコピペして非同期で呼び出すと大変です。

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タグマネジメントツールの比較

※本文、一個人として分かる範囲で調査した結果およびそれに基づく私見で構成されております。なので、本稿を鵜呑みにしないでいただき、あくまで参考情報として捉えていただけると助かります。

(以下、本文。)

 

昨年より盛り上がり、今年に入って多くのサイトが導入しているタグマネジメントツール。

Google TagManagerや、BrghtTagの技術を用いたYahoo! TagManager(YTM)を始め、EventHandlerをトリガーとしてアクションが起こせたり、DOMやCookieなどの要素を条件として利用できるなど、非常に柔軟性が高く、高度な設定が可能なタグマネジメントツールが増えてきた。と同時に、やはりこれまでの某なんちゃらタグなりなんなりといった、広告タグのみを専門に扱うタグマネジメントは機能面ではもはや太刀打ちできないことが自明と思える。(ただ、広告タグのみを管理するツールとしては必要十分なので、それはそれで良いとも思う。)

で、この高度化したタグマネジメントツール、特にGTMとYTM。そして、もはや機能的には最高峰と言えるAdobe Dynamic TagManagement(元Satelite)。この三つのうち、どれ使いますか?っていうのがなかなかの悩みどころだったりします。

ということで、とりあえず比較してみました、と。

比較します。(ただし、あくまで一個人として利用した所感ですので、責任は負いかねます。)

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