デジタルマーケティングソリューションの活用なんて失敗の積み重ねだと思う。
ツールが思った通りに動かない、なんてことは日常茶飯事だと思う。
それが良いか悪いかいうと、良くはない。が、悪いとも思わない。だってそれが普通だから。
思った通りにキッチリ動かそうと思ったら、そのソリューションの仕組みをほぼ完璧にマスターしない限り無理である。
とは言え、ソリューションの仕組みを理解するには、それ相応の技術理解度を要する。
日本的発想における「マーケターでも使えるツール」っていうのは所詮二線級である。
そもそも現代社会においてマーケターを名乗るのであれば、それ相応の技術理解が必要だ。
サーバの仕組みやDBの基本構造は理解していて然るべきもの。
でもまぁ、そんなイケてる「マーケター」は日本にはあまりいない、というのが現実だと思う。
だからって、勉強しろ!というのも酷な話でありつつ、一方で分からないまま使っていいかというと、それもまた問題である。
何が言いたいかというと、自称マーケターがデジタルソリューションを使うのであれば、最初っから失敗する前提で行け、と。
マーケティングツールは万能ではない。というかぶっちゃけ使い手の能力に依存する。
だから、ツールのエラーは、使い手自身のエラーである。
どうせエラーするんだったら、エラーしていいところでエラーせよ。
イレギュラーで跳ねそうなポイントを肌感覚で覚えよ。
マーケティングツールもスポーツも一緒である。
どれだけ練習したかで、本番で上手く行く可能性が上がる。
練習でエラーすることで怒られることはない。
なので、エラーしても良い練習場を作りたまえ。
むしろ練習場を作れるか否かがマーケターの一番最初のポイントだったりする。
「これ、たぶん自分の実力不足で失敗すると思うんですけど、たぶん失敗してもこういう知見得られるし、お客さんへの迷惑はほとんどかけないと思うんで、ちょっとやらしてください。てか、やりますね。」
って平然といえる空気を作るのがマーケターの仕事だったりする。
そもそも空気を読み、空気を作るのがマーケティングってもんじゃないか。
だったらデジタルソリューションを扱うための社内環境も作るべきじゃね?
そこ忘れてませんか?
一ヶ月二ヶ月で成果出せるほど甘くないっす。
ましてや一年目なんてアイドリングでしょ。
てなことで。
こんどこの系統の記事をガツっと書こう。