ぼくらがABテストをやる理由

※とりあえず、小沢健二風のタイトルにしたことに意味はありません。検索を意識したタイトルにしろよ!っていう話はさて置き。

さて、最近ABテスト関連の記事やセミナーを、最近たくさん見かけるようになったと感じます。ABテストをやる、という文化がようやく一般化されてきたのだろう、これは良い兆候だと思うのです。

使うツールは、OptimizelyでもPlan BCDでもAdobe TargetでもDLPOでも、自社の要件にあったものを使えば良いと思います。ちなみに弊社はAdobeとPlan BCDを併用してます。理由はいろいろありますが、それはいずれ「ABテストツールの選び方」的な記事でも書こうと思います。

そんな余談はさて置き。ABテストが一般化されてきた一方で、逆にテストをすることに大しての色々な疑念や反論というのも増えてきた(表出してきた)のではないかと思っています。また、それらの疑念等々に対する回答として、結果は提示(いわゆる事例系)していても本質を突いている寄稿は少ないなぁ、というのも個人的な感想としてあります。(と言っても、本稿が本質を突いている、ということでは無いのですが。)

なので本稿ではツールベンダーやコンサル視点ではなく、ウェブ運営者側から見た「ABテストをやる理由」たるものを書いてみようと思うのです。あくまで個人的な意見、かつ自社においての場合ではありますが。

 

早速ですが、例えば、ABテストに対する疑念の一例として、こういうものがあるのではないかと。

例:「細かい変更でもテストやるべき?」

回答として、「やるべき」というのが個人的な見解です。理由はいくつかあるのですが、ザッと挙げると以下のようなものがあります。

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